megumi yoshidaについて

始まりは４年前

ユニセックスでの提案があったので、nemuと分けてみようと思ったのがきっかけです。

今年に入って、megumi yoshidaからは染めの入ったシリーズが代表的になりました。

新作がまとまったのでテーマをnetureとして発表しました。

このテーマは自分の衣服表現におけるテーマの一つでもありました。

壮大すぎる自然の美しさを衣服表現に取り入れることができるのか？

今回は染めを施して、不確かさやコントロールできなさ、を意識しました。

美術家である大竹伸朗氏の作品からは自然と近しい壮大さが感じ取れます。

特にRETINAシリーズは森の中に居るのと同等な感覚でした。

人間の芸術活動には自然から得る感動より感動的な作品に出会う事があります。

地球が偶然生まれ、生命活動があって、人間が生まれて、

動物の中でも人間のみが持つ能力としての表現。

新たな感覚を探求し、葛藤しながら表現できる事をありがたく思います。

衣服でどこまで表現できるのか、随時ご報告いたします。